当院の人工授精について
- 一般婦人

当院では人工授精(AIH)を行っています。
人工授精とは
採取した精液を用いて受精を手助けする一連の治療法を指します。
略称ではAIH(Artificial Insemination of Husband)と呼ばれ、
通常タイミング療法の次のステップで行う治療法となります。
その中でも、子宮腔内授精(IUI)が現在では人工授精とぼぼ同義として扱われています。
子宮腔内授精(IUI)とは
採取された精液を専用の薬液に加えて遠心器にかけ、元気な精子を分離します。
それを子宮内に細いカテーテルで入れる処置がIUIです。
人工授精の適応される方
- タイミング法で妊娠に至らなかったご夫婦
- 男性不妊症
- 性行為が十分に出来ないご夫婦
人工授精について
人工授精の周期には排卵誘発剤を併用することが一般的です(必須ではありません)。
過排卵により妊娠率を高めるためで、ガイドラインでも推奨されています。
月経開始から5日目より服用し、卵胞の成長を超音波検査でモニタリングします。
卵胞が十分な大きさになったら排卵検査薬を使って排卵日を予測したり、hCG注射で排卵を促します。
排卵日当日、またはその直前後に人工授精を行います。
排卵後は超音波で確認を行った後に、必要な方には黄体ホルモン補充を行います。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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