神戸市中央区の婦人科「はやし女性クリニック」

はやし女性クリニック

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ホルモン療法

ホルモン療法とは

女性の体内では初経から周期的な女性ホルモン分泌が始まります。女性ホルモンは女性の健康にとってとても重要な物質です。量やバランスに問題が生じると月経不順や不正出血、不妊症や更年期障害など、様々な問題として症状に現れてきます。ホルモン剤を使って女性ホルモン分泌をコントロールすることで、お困りの症状を改善することが出来ます。

ホルモンバランスが乱れる原因

    • 加齢
    • ストレス
    • 不摂生な生活

ホルモンバランスは生理周期によっても変化します。生理周期とともに分泌量が変化する「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というホルモンの分泌サイクルが乱れると、生理不順が起こりやすくなります。

ホルモンバランスの乱れが起こす症状

ホルモンバランスの乱れを放置すると、自律神経失調症のような病気に発展してしまうおそれがあります。
自律神経の乱れは、倦怠感・意欲低下・頭痛や動悸・不眠症など、さまざまな症状の原因となります。
女性の場合は、PMS(月経前症候群)や生理不順、不正出血、不妊などの婦人科系の疾患にもつながりかねません。
私たちの身体には数十種類のホルモンがありますが、主要なホルモンだけを補うだけでは十分とは言えません。
当院のホルモン補充療法では、正確なホルモンバランスを調べ、総合的にホルモンを適正量補充します。

セルフチェック

    • 生理痛が重い
    • 生理不順
    • つらい頭痛・肩こり
    • 疲れやすい
    • 熟睡感がない
    • イライラしやすい
    • 肌荒れが気になる
    • シミシワが増えた
    • 爪が割れやすい

上記は代表的な症状をとりあげたものですが、ホルモンバランスの乱れ方には個人差があり上記以外にもさまざまな症状があります。チェックの数が多い方は、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。気軽に当院までご相談ください。

当院のホルモン治療

月経不順に対するホルモン療法

月経周期を整えるため、以下のような治療法があります。

ホルムストローム療法

月経14日目より、黄体ホルモンのみを10日間補充する治療法です。

カウフマン療法

月経5日目より卵胞ホルモンを21日間服用し、後半の10日間は黄体ホルモンを併用します。卵胞ホルモン分泌が不十分な場合に行います。

高プロラクチン血症に対する治療

乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)が多く分泌されている場合には、それを低下させることで月経周期が安定します。

生理痛・子宮内膜症に対するホルモン治療

LEP製剤

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれた製剤です。月経痛は子宮内膜から賛成される物質によって起こると考えられています。LEP製剤を内服している間は内膜の過剰増殖を抑えることが出来るため、生理痛が緩和されます。また、生理時の経血量が減少するため、貧血も軽くなります。子宮内膜症は内膜様の組織が増殖する疾患ですので、病状の悪化や再発を抑える効果が期待出来ます。

黄体ホルモン療法(ジエノゲスト)

黄体ホルモン製剤のみを連続投与する治療法です。鎮痛効果が高く、血栓症のリスクがないと考えられているため、LEP製剤では鎮痛効果が不十分であったり、合併症等でLEP製剤製剤の使用が難しい場合にも有効です。不正出血が起きやすいというデメリットがあります。子宮内膜症に対する治療薬としても使われています。

偽閉経療法

脳にある下垂体に働きかけ、卵巣を刺激するホルモンの分泌を抑制することで、卵巣の働きを一時的に停止させる治療法です。治療中は女性ホルモン分泌が停止するため、その間は月経が来なくなり、筋腫や内膜症の病変が小さくなっていきます。この治療は女性ホルモン分泌を抑制する力が非常に強いため、筋腫や内膜症に対する効果も非常に期待出来ます。半面、女性ホルモン低下による副作用として更年期のような自覚される症状を感じたり、骨塩量が低下(骨がもろくなる)してしまうリスクがあります。このような問題があることから、治療は半年間以内と決められています。自然な閉経が差し迫った患者さんや、手術を数か月後に控えている患者さんに有用であると考えられます。

更年期障害に対するホルモン療法

年齢の上昇とともに卵巣の活動性が次第に低下していくと、月経周期が不順になります。月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経したと判断されます。閉経期周辺では女性ホルモンの減少により、汗が出る、のぼせるといったホット・フラッシュと呼ばれる症状や、肩こり・不眠・イライラなど、多彩な症状に悩まされる女性がたくさんおられます。この際に有用とされるのが女性ホルモンであるエストロゲン製剤を用いたホルモン補充療法です。現在では内服・ジェル製剤・シールのような、貼付剤といったさまざまな製品が開発されています。

プラセンタ療法

プラセンタとは胎盤のことで、そこから細胞分裂を促進する成長 因子や栄養素を抽出したものを投与するのがプラセンタ療法です。 プラセンタには、人体の成長に欠かせない物質が多く 含まれています。これらを補うことで病気に対する抵 抗力や自然治癒力を高めることが期待できます。 薬理作用だけでなく美容効果もあります。 当院では「ラエンネック」というヒト胎盤組織由来の注射製剤を扱っています。 以下のように様々な効果が期待できる治療法ですが、ヒト由来の製剤であるため規則により投与後は献血が出来なくなります。

※熱処理など感染対策を徹底しております。
※プラセンタ注射後は当面の間、献血をお控えください。

こんな方に

期待できる薬理作用

プラセンタの美容効果

自費診療料金表

※消費税込

初診料 1,100円
プラセンタ注射(1A) 1,100円

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